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遙かなる時空の中で7宗矩ルート感想

はじめまして、てるです。この度ブログを始めました!

大好きなゲームの感想や、ちょっとした攻略も書けたらいいなと思っています。

よろしくお願いします!

 

さて、私は「遙かなる時空の中で」シリーズが大好きです!

プレイ済みの作品は、遙かU(未クリア)、2、3U、運命の迷宮、夢浮橋(未クリア)、6DX、そして7です。

推しキャラクターはそれぞれ、源頼久、源頼忠、有川将臣、里谷村雨柳生宗矩です。

(三木さんと安元さんだと考えていただければOKです)

遙か3Uのみ、大団円まで見ました。それ以外は基本、推しのみクリア済みです。

 

これから宗矩ルートの感想を書くにあたって、上記のネタバレも含みますので、ご注意ください。

 

 

柳生宗矩ルートは、古き良き遙かシリーズを思い出すものでした。

ここでは、遙かUや2のことを言います。すなわち、鬼VS人。

神子の力を狙い、人に復讐をしようとする鬼ターラ。それを止めるべく、同郷出身ながら人として生きることを決めた柳生宗矩が、神子と共に戦うストーリー。

 

ヒロイックでかっこいいお話でしたが、前作の遙か6里谷村雨ルートで、鬼も人も、万人が力を合わせるストーリーを見ていた故に、後退している気がしてしまいました…。

そもそも、民主主義の出始めである大正において、現代人である利点を最大限に生かした里谷村雨の行動が凄すぎるので、そちらと比べるのは酷なものかもしれません。

ですが、話自体も、ターラにしてやられる宗矩と神子の繰り返しだったりして、引き出しが少ないのかな、とは感じてしまいました。

 

少しネガティブなところから始めてしまいましたが、総評として、宗矩ルートはかなり面白かったです。戦国好きとしても、切ない話が好きなものとしても、満足です。

共通ルートでは、織田信長に殺され、怨霊になった者たちが襲ってきますが、その人物を予想するのが楽しかったです。流石コーエー。よくできている。

鳥笛の一連の下りはかなりお気に入りです。秘密の合図、いいですよね。

宗矩は共通からかっこよくて、滝で神子を助けてくれた時には、声が出るほどでした。刀を使う男の人って、かっこいいですよね!

ラストは、龍神から神子を切り離してしまうし…こういうチート級スキルを持つ人も好きです。

ターラとの戦いで、怨霊に力を与えすぎて存在できなくなった彼女を介錯した宗矩。切ないけれど、昔の遙からしくていいなと思いました。全員が救えなくてもいい。いや、むしろその一太刀が救いなのだと…。

 

ところで、私が一番好きな遙かシリーズは、3です。

有川将臣が大好きです。彼のルートは本当に秀逸だと思っています。

幼馴染が敵。惹かれ合うも、戦いは避けられない…。

二番目に好きな6の里谷村雨ルートも、想いあっているにも関わらず、敵対というシナリオ。

どちらも最後に共闘。多くの人を巻き込み、強大な敵と戦う力にします。

そういうシナリオを見てきたからでしょうか。

宗矩ルートはむしろ味方。ずっと一緒にいてくれるのは嬉しかったですが、なんだかスケールが小さく、宗矩個人には感動したけれど、全体として、おお! となりかたかったなぁと。

関ケ原の東軍西軍一緒になって、ターラが呼び出した大友皇子の怨霊を倒す、とかでもよかったのでは…? わかりませんが。

 

 

さて、ここからゲーム性で気になった点をいくつか。

 

●宗矩の点穴の即死がラスボスにも効いてしまう

これはどうなのでしょう…それ故に敵の強さを強いでやっていても、全然苦ではなかったですが…。

 

●共通ルートと恋愛ルートのスタッフロールが一緒

これもどうなの…? 二度流す必要があったのかな?

通常EDがあそこで終わっちゃうからなのでしょうが。手抜きを感じてしまいます。

 

●月日が経っても宗矩の姿が変わらない。

神子が龍神に取り込まれた後、宗矩が修行に励む間年月が経ちますが、立ち絵などが全く変わらないので変化がわかりづらかったです。実際、そんなに経ってないのかな?

(将臣は3年でも結構変わっていたけど)

ついでに言うと、五月と大和はどうなったのか心配です。知りたかったな。

 

全体的に糖度が低めなのは、遙かだからそこまで気にはならなかったです。

今作はどちらかというと、乙女ゲームというより、歴史好きがにやにやするためのゲームかなと思いました。

 

せっかくクリアしたので、メモリアルブックでも買おうと思ったのですが…今作は出てない!? だと…悲しい。

遙か6よりCD展開も少なそうだし、せめてファンディスクは出してほしいです…!